加賀電子株式会社 新卒採用

大学時代の一番の思い出は、フィリピン短期留学です。アルバイトで留学資金を貯めたり、事前に英会話教室に通って基礎を学んだり、留学準備から力を入れて取り組みました。ルームメイトは、台湾人とベトナム人で言葉も文化も異なる3人での共同生活は、多様な考えを知る、いい経験になりました。
また、ゼミでは「地域復興」の研究から酒造業に興味を持ち、日本酒ラベルのデザインやカクテルの考案、販売、観光マップの作成など積極的に取り組みました。失敗もありましたが、多くの仲間や地域の方々と協力して取り組んだことは、かけがえのない充実した経験になりました。
就職活動を通じ加賀電子に出会い、もっとも魅力を感じたのは『「No」と言わない精神でお客様にお応えする』社風です。お客様からの要望に応えられるように果敢に挑戦をし続ける姿勢は、自分の学生時代の経験と重なるものがありました。

入社後まもなく、各種教育機関をはじめとする既存のお客様への営業を担当させていただきました。前任の先輩に報連相をしっかり行い、お客様に安心して仕事を任せていただけるよう努めました。
新規開拓に携わるようになってからは、私の行動が加賀電子のイメージにつながると、改めて責任感を持ち、より丁寧なコミュニケーションを心がけるよう意識しています。
その後、先輩のご紹介から、大型の新規契約をいただくことができました。お打ち合わせや見積書の作成、クロージングまで、一気通貫してメインで担当させていただき、大きな達成感を得ることができました。売上という目に見える成果に加え、お客様との関係性が深まる日々に、営業職としてのやりがいを感じています。

新規取引をいただく過程において、お叱りをいただくこともあります。お客様とのやりとりをメールだけに頼りすぎてしまい、電話でのフォローを怠ったことで進捗の遅れを引き起こしてしまった結果、お客様を不安な気持ちにさせてしまったことが原因でした。「このままでは進められない、上司に代わって欲しい」とお客様からご連絡をいただいて初めて、事の重大さに気づきました。その後すぐにお詫びをし、ご理解をいただくことが出来ましたが、この失敗を経て今は、案件の整理や進捗状況などをこまめにご連絡し、できるだけ多くコミュニケーションをとらせていただくよう努めています。
今はまだ先輩方が紹介してくださる案件をこなすことで精一杯ですが、ゆくゆくは自分のアイデアから新しいお客様を開拓できる行動力を身につけたいと思っています。また、既存のお客様に対しても加賀電子のグループシナジーを最大限に活かし、販売商材の提案の幅を広げ応えていく中で、お客様と一緒に成長できる関係を築いていきたいです。

大学生にとって就職活動は未知の世界であり、どうしても周りの動きが気になってしまうかと思います。私はできるだけ周りと比べて焦らないように心がけていました。内心では「あの子すごいな」「面接の参考にすべきなのかな」など、周りのいいところばかりに目がいって、集中できない時期もありました。
過去の経験も踏まえ、焦ってもいいことはないなと私は思っています。バスに乗り遅れそうなとき、焦ってもペースを乱してたいていバスにも乗り遅れます。しかも忘れ物の可能性が出てきて、いいとこなしです。もし、焦りを感じたら、落ち着いて自分を見直す努力をしてみてください。きっとこれは、就職活動だけでなく、仕事にもつながる心構えだと、私は思います。