加賀電子株式会社 新卒採用

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PERSONALITY 求める人物像

目指すは「我が国業界No.1」、そして「グルーバル競争に勝ち残る企業」。
そこに向かっていくために、これから未来を創っていく皆さんへ、
当社の歴史とともに歩んできた経験も交えて、当社の求める人物像をご紹介します。

営業職から海外赴任を経て管理部門へ、
つねに感じてきた大きなやりがい

営業職から
海外赴任を経て
管理部門へ、
つねに感じてきた
大きなやりがい

常勤監査役
川村 英治

10年間の海外赴任、自分を強く仲間を大事に

私は入社後、国内の電子部品営業に従事し、その後、海外事業部に異動し、1983年に加賀電子で初の海外赴任者としてアメリカのTAXAN USA Corp.に赴任しました。モニターの販売会社として設立されましたが、当時はまだインターネットもない時代だったのでサポートも難しく、日本から技術面に詳しい人間としてに選ばれたのが私だったのです。赴任当初は3年で日本に戻ってくる予定だったのですが、1985年の秋、イギリスにも販売会社を立ち上げることになり、TAXAN(EUROPE)LTD.を設立し、社長になりました。気が付いたら、1993年の帰国まで足掛け10年間、海外生活を送ることになったのです。当時はまだイギリスへの直行便がなかった、地球を広く感じることができた時代でしたね。当時任された仕事は、TAXANブランドのモニターをイギリス国内に流通させることでした。やがてヨーロッパ全域に販売展開できる状況までたどり着き、1ポンド400円から240円の時代にイギリスのスタッフ達と一緒に市場開拓を行い、最終的には約100億円まで年商を伸ばすことができました。
また、言葉の壁も経験しました。当時は英語に抵抗感はありませんでしたが、アメリカに着任して3カ月はまったく喋れず、それこそ言われていることがなんとなく分かるまでに半年かかりました。そしてやっと慣れてきた頃にイギリスに行くことになったのですが、同じ英語だと思っていたものの全く聞こえ方が違うので、また振出しからのスタートです。そこでは耳が慣れてくるのにまた3カ月ほどかかりましたかね。現地のスタッフは優秀で気持ちの良い方ばかりでしたが、「お互いに言葉も分からないと仕事がスムーズに進まない」と考え、努力を惜しまずに、何事にも一生懸命に取り組みました。精一杯頑張る姿を見ていてくれたのか、やがてリスペクトしあえる関係が構築できました。
今、若い社員が海外赴任となったときに贈る言葉は、「まず頼れるのは自分ひとり、周りの助けを当てにせず、自分で自分を守るつもりで頑張ってきなさい」です。日本とは環境も文化も違いますので、しっかりと自己管理をして努力し続けないと務まらない仕事です。中途半端な覚悟だといつか心が折れてしまいますよ。

営業職も管理部門も、大切な企業の支え

イギリス赴任時に営業の仕事に加えて、経理財務を始め管理の仕事を行うようになりました。オフィスに駐在員は私一人だけでしたから、商品手配、経理・財務・人事等経営のすべてを担当しなくてはなりません。しかし知識も経験もなかったので一から経理を勉強して、決算書類の作成からコンピュータシステムの導入まで行いました。当時の経験が、現在の職務にも活きています。 1997年に加賀ソルネットに出向し、常務を4年、社長を2年務めました。管理部門が機能していないと、いかに営業が優秀でも会社として成り立たないことを十分に学びました。その経験を経て、2005年からは本社に戻り管理本部を担当しています。
振り返ると、経験してきたすべての仕事にやりがいがありました。壁にぶつかることもありましたが、逃げても仕方がないので、成功するために取り組む時間はいつも楽しかったです。これから社会に出る学生さんたちにも、仕事を任されることはトータルで見れば楽しいものだと思って、頑張っていただきたいですね。

明るく元気に、やりたい仕事を叶えるチャンスはきっとある

私たちが求める人財は、まず「明るく元気」であること。それにフットワークが軽くて行動力があり、相手の話をよく聞けること。そして話は長すぎず、わかりやすく簡潔な説明ができる。これらが当社が求める人物像です。
また、時間と約束は必ず守ること。お客様からの依頼には最大限の努力をし、要望に応えるための行動をすることも大切ですね。最近はメールでのやりとりも多くなりましたが、一方通行ではなくタイムリーな情報交換ができることが成功の近道です。ずいぶん長くなりましたが、いずれも成功に欠かせない要素です。
加賀電子がグローバル展開を目指す上で、海外勤務のチャンスと、自分のやりたい仕事に取り組むチャンスは、必ずあります。すぐには無理でも、努力を続けることで想いが届く会社です。
私たちには「たくさん努力し、たくさん稼いで、たくさん幸せになろう」という考え方があります。一緒に働いて会社を大きくし、一緒に幸せになりましょう。

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