サステナビリティSUSTAINABILITY

社会課題解決への取り組み

社会課題解決ビジネス

加賀電子グループは、持続的な成長に向け、保育、福祉、介護などの分野で社会課題解決を起点とした新規ビジネスの創出を進めています。また、事業を通じてSDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を目指しています。

IoT × まちづくり

AI、IoTといったデジタル技術の革新に伴い、我々の生活においても、暮らしをより豊かに進化させるためのデジタル化が日に日に進んでいます。当社は、ホームセキュリティ製品の開発・製造を行う株式会社Secualに出資し、防犯センサーやAIカメラなどのIoT機器を活用したホームセキュリティ、タウンセキュリティの導入を通じて家や街のスマート化を推進しています。当社は各種センサー、ゲートウェイの製造ならびにホームセキュリティシステムの利用促進を図り、住みやすいまちづくりに貢献します。

IT × 教育

優秀なITデジタル人材の育成は世界的な社会課題となっています。国内では小学校でのプログラミング教育が必修化し、企業も重要課題として次世代の人材育成に取り組んでいます。当社は、社会を変える次世代のITデジタル人材教育を推進するライフイズテック株式会社に出資し、中高生へのIT・プログラミング教育の実施など、ITデジタル人材育成に関する連携を図っています。また、当社グループでは学校や教育機関向けIT関連商品を扱っており、同社との協働を通じて未来ある子どもたちに向けた教育を支援しています。

医療機器 × QOL

「人生100年時代」「超高齢化社会」——治療だけでなく予防やケアの充実が求められる一方、医療・福祉提供体制の脆弱化など、医療・福祉を取り巻く環境は厳しさを増しています。当社は、医療機器の開発・薬事承認取得・輸入販売などを行う株式会社ニューロシューティカルズに出資し、医師の協力のもと、効率的に診断・治療を行える機器や患者の生活の質(QOL)を高める機器を中心としたニーズを探索しています。その一例として、移動式CTスキャナー装置の販売を計画中です。移動式のため全国どこにでも届けることができ、災害時にも医療サービスの提供が可能となります。今後は、同社の幅広い顧客ネットワークと当社のグローバルな部品調達ネットワークを相互に活用し、機器製造などで連携を深めていきます。

もの × 有効活用

私たちの生活には多種多様な「もの」があふれており、資源の有効活用と効率的な利用は必要不可欠なテーマだといえます。当社が出資する株式会社ピーステックラボは、「もの」の貸し借りができるサービス(シェアリングサービス)を中心として、人気家電製品や旅行グッズを現地で受取・返却できる手ぶら旅行サービスや集合住宅の家賃組み込みサブスクリプション型レンタルサービスなど、ユニークな事業を展開しています。同社への支援を通じて、当社は無駄のない持続可能な社会の実現をめざします。

バイオマス発電 × 地域貢献

福岡県において、ORCタービンシステム※を採用したバイオマス発電所事業を計画中であり、グループ会社の加賀デバイスが建設部材などの調達をサポートしています。この事業は、間伐材や枝葉・樹皮といった「林地残材」を燃料とするため、荒廃した山を再生させるだけでなく、流木災害の防止にも貢献。また、発熱時に発生する排熱を近隣農家に温水として還元し、環境制御型の水耕栽培に活用してもらうなど、地域との“共存・共栄”も期待できます。農村・山村の活性化に向けて、当社グループは、ワールドワイドな調達力を発揮し、技術貢献ならびに環境・地域貢献を推進していきます。
※ORCタービンシステム:オーガニックランキンサイクルの略。従来の蒸気タービンと異なり熱媒として水ではなく有機媒体(シリコンオイル等)を利用して発電する技術。これにより、水蒸気より低温(約50度)で蒸気発生でき、より効率的に発電できます。