人財戦略
人こそが最大の財産――加賀電子グループの人財に対する考え方は、この一言に尽きます。独立精神が旺盛で、自主的、自律的、自発的な人財像を目標に育成しています。“加賀電子らしさ”を出し、人財の価値を最大限に活かすために何ができるかを考え、運用しています。
事業活動がグローバル化し、市場環境が急激に変化するなか、リスクをチャンスと捉えることのできる「多様性」と、チャンスを活かす「挑戦」こそが持続的成長のドライバーとなります。当社グループでは「人財の多様性」と「働き方の多様性」を活かすダイバーシティ経営を推進しています。一方で、「一人ひとりが経営者」として挑戦し続ける人財を尊重し、挑戦を後押しし、その結果としての失敗を許容する企業風土を守り続けます。
人財育成の取り組み
海外で伸長するEMS事業をベースにグローバル人財を育成
グローバル人財の育成では、EMS事業部が海外駐在への派遣窓口となっています。新卒採用者をEMS事業部に配属し、2年~3年日本でのビジネススキームならびに海外出張で現場を経験した後に派遣。また中途採用した営業マンをEMS事業部に配属して、数ヵ月現場を経験した後、海外に派遣しています。製造系の中途採用者はものづくりを営む加賀マイクロソリューションが採用し、習熟してからEMS事業部の生産センターに出向させ、海外に派遣しています。今後は、海外で生産管理を担う人財を育成するため、新入社員を加賀EMS十和田に配属させた後、旭東電気などの国内工場を経て海外に派遣するなどの取り組みを進めていきます。
外国人の活用では、加賀EMS十和田が外国人技能実習制度を利用し、技能実習生をインドネシアとベトナムから毎年受け入れています。3年の研修を経て本国に戻るか、「特定技能」の資格を取得し継続して勤務してもらうかを選択できるようにしています。旭東電気では、複数名の外国人技術者が在籍しており、品質業務や通訳等に加え、技能実習生の教育にも積極的に取り組んでいます。
ダイバーシティに関する取り組み
当社グループは、「人権方針」において、安全で快適な労働環境の整備などの取り組みを推進しております。このような中、『サステナビリティ中長期経営計画』において、「ダイバーシティ」推進と人財マネジメントをテーマに、国内では「女性活躍推進」「女性管理職登用」に関する目標と仕組みの策定、海外では女性も含めた「ローカル人財幹部登用」の仕組みづくりに取り組んでいます。
今後も柔軟な働き方の整備、育成支援などを通じて、誰もが能力を発揮できる職場づくりを進めてまいります。
教育・研修・補償制度
当社グループでは、新入社員研修や年次研修、階層別研修、eラーニングの実施に加え、通信教育講座の受講補助などを通じて、従業員一人ひとりのキャリア形成を支援しています。育成制度の柱は、社内資格制度と年次別研修です。
社内資格制度では、入社時に資格を付与し、その後、リーダー、チーフ、マネージャー、ゼネラルマネージャー、さらにシニア・ゼネラルマネージャーと段階的な昇格を通じて成長を後押ししています。年次別研修では、新入社員向けに社会人研修、営業マインド研修、工場見学(ものづくり研修)、半年後フォロー研修、基礎技術勉強会などを実施し、2年目から5年目までは毎年継続的に研修を行っています。さらに、6年目以降にリーダーへ昇格する際には、リーダー研修などの階層別研修を実施しています。
また、全従業員を対象に、有給休暇制度とは別に年間6日の「リフレッシュ休暇」を付与するとともに、時間単位で取得可能な有給休暇制度を導入しています。加えて、男性の育児休業取得を促進するため、2023年4月1日より「育児目的特別休暇」を新設するなど、働きやすい職場環境づくりに向けた取り組みを推進しています。