当社では、従業員が働く職場の環境整備の一環として本社ビルに屋上庭園を設け、食事や休憩、従業員同士の懇親のスペースとして活用しております。今般、その一角(縦3m×横4m)に人工的な池を配置し、生物の生息環境となるビオトープとして整備しました。池には2㎝、6㎝、12㎝、18㎝の4段階の深度を設け、浅瀬に生息する生物・植物にも配慮するなど多様な環境を配し、様々な生物が生育できるようにしました。また、ビオトープを構成するうえで重要な役割を担う植物については、本社ビルが所在する、神田松永町、いわゆる秋葉原地区は荒川水系の流域に位置するため、それと同じ環境を再現するため、江東区役所の協力を得て荒川河川敷の土壌を譲り受けました。これによって、埋土種子から貴重な植物が発芽することも見込まれます。
また、当社本社ビルが所在する神田松永町は皇居から約2キロの位置にあるため、そこで生息する昆虫などの生物の飛来が期待されます。更に、当社のビオトープがサテライトとなって、これら生物の活動範囲を広げ、昆虫や生物の繁殖地域が広がることも期待できます。魚類などの水生生物については、企業内のビオトープには一般人の立ち入りが制限されるため外来種の持ち込みリスクがない利点を活用して、在来生物にとって最適な生育環境として固有種の育成にも貢献できると考えております。



