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デジタル・メディア・ラボ 千葉商科大学宮澤ゼミに課題提供

2023年8月31日

加賀電子株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:門 良一、以下「加賀電子」)の連結子会社である株式会社デジタル・メディア・ラボ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木啓起、以下「DML」)は、ファミリー向けアニメ作品『やさいのようせい N.Y.SALAD』のリブートを研究テーマとして、千葉商科大学サービス創造学部の宮澤薫教授が主宰するゼミナール(マーケティング研究(ブランド戦略研究))に課題提供させていただきました。

 

 『やさいのようせい N.Y.SALAD』のリブートを課題としたゼミナール内容

課題作品に対する一般的な認知度や、抱かれている印象などを調査し、リブートの際に効果的だと思われるマーケティング戦略を提案する。

<実施方法>

ゼミの3年生19名を4つのグループに分け、*定性調査方式で一般の方々(1グループで7~10名程度)にインタビュー調査を実施し、内容分析と結果発表を行う。

<DMLからの提供内容>

 ・『やさいのようせい N.Y.SALAD』作品の全般説明

・説明後の学生達からの質問に対する質疑応答

*定性調査とは:数値化や一般化が難しいが、反応や発言の「意味」を解釈することで現象を質的に分析する調査手法。 例:「Instagramでstoriesを使う理由は?」等、深い心理的な面を探りたいときに使用。

 

■宮澤薫ゼミナール(マーケティング研究(ブランド戦略研究))紹介

マーケティング研究の中でも、特にブランド戦略について学ぶゼミです。ゼミ活動では、グループワークやディスカッション、文献を読み進めることによって、ブランドに関する様々なテーマに取り組んでいます。 また、こういった活動に加え、 企業様からご提供頂いた具体的なマーケティング課題に対し、自分たちなりの提案を行う実践的な活動、学外のビジネスコンテストへの挑戦など、マーケティング力の向上を目指し様々な機会を提供しています。4年生ではこれらの活動の集大成として卒業論文の作成に取り組みます。

 

※株式会社博報堂BranCo!、株式会社メンバーズCSVビジネスアイデアコンテスト、株式会社宣伝会議販促コンペ 等

 

千葉商科大学サービス創造学部 宮澤薫ゼミナール紹介HP:

https://www.cuc.ac.jp/dpt_grad_sch/service/seminar/001232/index.html

 

 宮澤ゼミの学生とDMLメンバー集合写真

 

■テーマ提供の経緯

DMLでは、凡そ15年前に制作に携わった『やさいのようせい N.Y.SALAD』作品を、今の時代に合った形で新たにリブートする検討を進めており、マーケティング研究を専門とされている千葉商科大学宮澤薫教授にご相談させて

いただいたところ、ゼミナールの研究課題として取り扱っていただくこととなりました。

同大学とは、加賀電子・代表取締役会長執行役員の塚本勲が2011年よりサービス創造学部の特命教授を務め、学生への特別講義や外国人留学生の会社訪問受入れ等を通じて友好関係にあることから、本件についても積極的にご協力いただきました。

 

■『やさいのようせい N.Y.SALAD』とは

『やさいのようせい N.Y.SALAD』は、天野喜孝氏の画集「N.Y.SALAD」をアニメ化した作品です。 ニューヨークのとあるキッチンを舞台に、個性豊かな野菜の妖精たちが楽しく遊び、そして愛らしく笑う表情が、天野氏独特の鉛筆素描風の描線と淡い色彩によってメルヘンチックに描かれています。 制作にあたっては製作委員会方式が採られ、加賀電子、DMLに加えて、株式会社NHKエデュケーショナル等が参画しました。

本作品は、NHK教育テレビ(現Eテレ)で2007年4月から5月にかけて第1シリーズ26話が、2008年5月から6月にかけて第2シリーズ26話が、それぞれ放送されました。また、2009年4月から2010年3月にかけては第1シリーズ、第2シリーズが一挙再放送されました。更に、2010年には『やさいのようせい N.Y. SALAD The Movie』が制作され、全国のワーナー・マイカル(現イオンシネマ)系映画館で上映されました。

また、2007年度文化庁メディア芸術祭においてアニメーション部門の審査委員会推薦作品に選出されたほか、

第41回アニフェスト・ヒューストン国際映画祭(2008年)ではプラチナ・ゴールド・ブロンズ3賞同時受賞という

快挙を成し遂げるなど、専門家からも高く評価されています。

 

DMLでは、今回宮澤ゼミにて実施していただいた本作品のリブートに関わる調査や分析結果も参考にしながら、再度多くの方々に本作品を楽しんでいただけるアウトプットの実現に向けて、今後も活動を継続いたします。

 

 

■本件に関するお問い合わせ先

<お客様・お取引先様> <報道機関の皆様>
株式会社デジタル・メディア・ラボ                           加賀電子株式会社
(URL: https://www.dml.co.jp)

営業本部 NB営業部 小林・川嶋

(URL: https://www.taxan.co.jp)

IR・広報課 稲垣 康弘

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