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「一般社団法人日本液浸コンソーシアム」への参画について~データセンターにおける液浸冷却の普及、省エネルギー化を支援~

2025年10月2日

加賀電子株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:門 良一、以下「当社」)は、このたび、液浸冷却技術の普及と標準化を推進する「一般社団法人日本液浸コンソーシアム」へ賛助法人会員として参画したことをお知らせいたします。

 

1)日本液浸コンソーシアムについて
日本液浸コンソーシアムは、代表理事に結城 和久氏(公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科 大学教授)が、理事には犀川 真一氏(篠原電機株式会社常務執行役員)、野村 光氏(国立大学法人 東北大学准教授)、井手 拓哉氏(株式会社ロータス・サーマル・ソリューション代表取締役社長)等が務め、経済産業省(近畿経済産業局)の支援のもと、GX(グリーントランスフォーメーション)を実現する革新的な冷却技術として注目される「液浸冷却」の社会実装を加速するため、産学官の枠を超えてイノベーションを共創・創出する場として2025年6月に設立されました。
なお、9月25日開催の第1回研究会には、当社の他、エネルギー、電気通信、空調、化学、電設資材、宇宙など各業界における大手企業を中心に、大学や公的研究機関など38企業・機関が参画しました。

 

2)本コンソーシアム参画の背景と今後の展望
近年、液浸冷却技術は、次世代データセンターの省電力化および高密度化に不可欠な技術として、国内外で急速に注目を集めています。生成AIの需要拡大に伴い、AIデータセンターの電力需要は2030年には約9,450億kWh(2024年に比べて倍増)になると予想されており、AIサーバ等の冷却に伴う電力投入を大幅に削減することは喫緊の社会課題となっています。
当社は、持続可能な社会の実現に向けて、革新的な冷却技術の発展・普及に取り組むとともに、本コンソーシアムを通じてステークホルダーとの連携を深めてまいります。また、当社グループが有する電子部品・装置の調達力および技術支援体制を活用し、液浸冷却関連のサプライチェーン構築に貢献してまいります。

 

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担当: 石坂 健二(ishizaka@taxan.co.jp)

〒101-8629東京都千代田区神田松永町20番地

TEL:03-5657-0159 / FAX:03-3254-7167

 

■報道機関からのお問い合わせ

加賀電子株式会社

コーポレート・スタッフ室 IR・広報部 IR・広報課

担当: 野山 義治 (y_noyama@taxan.co.jp)

TEL:03-5657-0106 / FAX:03-3254-7133

 

 

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